http://www.innocentsphere.com/simha/InnocentSphere10周年記念公演「獅子吼〜シンハナーダ〜」
@紀伊国屋サザンシアター
今回はサザンシアターですよ
壕に銃を持った人たちが立て篭もって暮らしている、というストーリーで「これは全滅ENDだっ!」と即思ってしまったが違った
まあそんなに違ってもないんだが
かいつまんでネタバレ
そうやって暮らしていた人たちがある日外の世界を知ることになる
彼らは沖縄戦で塹壕で死んでいたのだ
彼らは昔のことを明かすために記憶にしたがってそれぞれの役を演じる
そして明かされる真実
って話
うーんしかし今回はちょっと期待はずれなところがなかったでもない
っていうのは「語られている歴史は本当にその時代の真実を伝えているのか」というのがテーマだったはずだけど、それで選んだ舞台の沖縄戦が具体的かつタイムリーすぎてよくある反戦劇を思い起こさせてしまうんだよなあ
反戦劇の良し悪しは置いといて、イノセントでの劇は架空の場所を舞台に人間心理を突き詰めていってほしかったんだな
歴史ってのは大きな流れはともかく、個人の思いまでは今の人が知ることが出来るはずもなく、価値観はいろいろだから、いろんな思い、そして事情はあったはず
例えば沖縄戦ひとつにしても、「強制性がなかった」といえば降伏したかったであろうに、付き合わされて、あるいは無理やり自決した人の思いは無視されるだろう
しかし逆に「(降伏すれば助かったのに)強制された」といえば、もしかすると捕虜になって死んだ方がましな状況だったり、そもそも殺されるか自分で死ぬかのどちらかだったり、心から理想を信じて(←「騙されてるから強制と一緒」ですかそうですか)死んだ人達(きっといるさ戦争なんだから)は無視されるわな
そういうことをあらかじめ頭に入れておけば楽しめるんだけど、普通に見れば反戦劇なんだよなあ
うーん、具体的で使い古されてるからなあ・・・
そんなわけで、せっかくの「まーだだよ」「もーいいよ」のあたりが薄れた気がするんだよなあ
もったいない
次回に期待
そして来月はおめでたや